1件目。
マンションの一階、店舗のファサード。
限られたスペースを有効に活用して季節感のある緑をおきたい、とのご要望だったのですが、、、
虫が嫌いな住民の方のご了承が得られなかったため、ボツ(植物が増えると虫が寄ってきそうで怖いとのこと)。
外壁にシンプルな木製バーを設置し、そこにフジノキを誘引する予定でした。
(豆知識:フジノキは年3回の剪定により、花芽の形成を促し、通常より花付きがよくなります)
2件目。
ホテル内の店舗ヤード、13F屋外バルコニー。
現存する石庭を改修したいとのコト。
バルコニーは北面に位置しており、屋根もかかっているため日当たり条件は良くないが、できれば緑を増やしたいとのお話だったのですが、、、
最終の予算調整で折り合いがつかず、アウト。
建築物内にお庭を造る際、耐荷重をどうやってクリアするか、という問題は常に悩みどころとなってしまいます。特に今回のような改修のケースでは、前回、どのような耐荷重計算がなされたのかはっきりしないことも多いです。
今回の提案では、景石の流用、および既存の砂利をコケ植栽に置き換えることで荷重の増減が発生しないようなプランとしていました。