〇ショウジョウバカマの写真記録
先日のブログで取り上げた事務所のお庭。
そこに植栽している「ショウジョウバカマ」が咲いたので、写真多めでご紹介です。
ショウジョウバカマは山地の湿った谷沿いの斜面や森林の林床で見られる山野草です。
僕が初めてショウジョウバカマの花を見たのは、京都の宮津市、所々湧水が見られるような林道脇の斜面地だったかと思います。
花茎を伸ばし、群生して咲く姿が印象的でした。
さて、事務所のショウジョウバカマは、春分の日(3月21日)を境に、つぼみが動き出しました。
そして、3日後の24日、花弁が開く前に、いきなり、めしべを突き出している姿を発見。
そのまま花茎が伸長し始め、、
3月28日に開花。サクラより少し遅いくらいの開花日でした。
その後も、どんどん花茎は伸び続け、、
下の写真が、3月31日現在。草丈は15㎝ぐらいでしょうか? バランスの良い立派な株になりました。
〇ショウジョウバカマの小ネタ
ところで、このショウジョウバカマ、実生のほかに、少し変わった繁殖の仕方で子孫を残します。
実は、自身の葉の先に小さな子株を作るんです。
その様子がこちら。
小さな芽ですが、わかりますでしょうか? すでに、いっちょ前に根が出てきています。
こうやって栄養繁殖で群落を作っていくんですね。うちのショウジョウバカマもどんどん増えて、群落へと成長してほしい。楽しみです。
それにしても、葉っぱの先が新しい株へと変身するなんて。。。
自然って、まだまだ不思議なことがいっぱいです。